創建は 718(養老2年)
旧社格は郷社で、延喜式内の古社 波自加彌神は、調味医薬・五穀豊穣の神として全国に類例のない食産神で、歯でかんで辛いもの即ち、生姜・山椒・山葵などの古語で『薑(はじかみ)』を語源とする。
境内には、神功皇后の三韓征伐の折、朝鮮半島より医薬としての生姜を我が国に初めて伝えた、朝臣武内宿禰命を祀る摂社ェ屏堂が鎮座し、生姜の古名を名乗る本社との関係が伺える。古くはこの地方一帯が生姜の栽培地であったので、守護神として波自加彌神を祀ったことが起源とされるが、田近郷の総社として、その地名が田近、田鹿、波自加彌と転語したとの説もある。社前を流れる河原市用水は、1686(貞享3年)に完成したが、建設した中橋久左衛門は、本社の神託によって現れた白狐の足跡をヒントに用水路とした以来用水の守護神としても仰がれてきた。
平成13年(2001年)、一千三百年の式年大祭を迎えた。 |