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須々幾神社
すずきじんじゃ
 
920-3104 石川県金沢市八田町東485
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祭神

 
 

鈴木家の五代目の新九郎がある日釣りしていると、傷ついたスズキがかかりました。可哀想に思った新九郎はそのスズキを逃がしてやったのです。その晩、一人の娘が新九郎を訪ねてきました、月の光を全身に浴びた娘の美しさに、新九郎は思わず息をのんだのです。娘は驚く新九郎に「私をしばらく貴方様ののおそばに置いてくださいませんか」と恥ずかしそうにいうのです。 新九郎は夢見る思いでただうなずくだけでした。その後、娘は骨惜しみもせずに一生懸命に働きました、美しいだけではなくて、気性も優しく新九郎に尽くした。新九郎はそんな娘と夫婦になり仲むつまじく暮らしていました。妻のお陰で長者になったのですが、ある日突然、妻が新九郎に言ったのです。「今夜限りで貴方さまのもとを去らねばなりません」「何を言う、お前の気に入らぬ事があれば言ってくれ、改めもしよう、だからずっとそばにいてくれ」と新九郎は妻に頼みました。その言葉に妻がうるんだ瞳で言ったのです。「私は以前、貴方さまに助けられたスズキです。今夜、竜宮城から迎えがまいります」そう言うと妻は一枚のうろこを新九郎に残して消えうせました。新九郎はひどく悲しんで、妻の残したうろこを塚に埋めました、時がたって新九郎が亡くなった時に同じ塚に葬られたと言う。塚にはやがてススキが生え辺り一面ススキが茂りました。村人はその塚を「鈴木、スズキ、すすき」と三つの呼び名が同じ事から「三薄の宮」と呼び、後日「寿々幾神社」が建立され、農業、漁業の神さまとして祭られました。
 
 

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